この作品は4年ほど前に描いた作品の改訂版です。
全体的に画質や色合いを変更しましたが、
一番変わったのは左側にある機械人形です。
前回は左の写真にありますように、 顔は青空を映した球体で隠されていました。 今回は大分メカメカしくなって、内部も見えています。 |
めがねに映る空の青。胸の開口部にともる真空管の光。
外灯の光に照らし出された夜道の一隅を、闇の中から眺めるのが好きです。
暗い空間の中に現れた島宇宙のようで・・
もう使っていないバス停のベンチに残るなにやら書き込まれた紙。
使われなくなった物、言い換えれば過ぎ去った時や物や人の記憶がまだ存在している場所。
そこでは、懐かしい何かに会えるかもしれません。