この絵は展覧会の会期に合わせて一度完成させたものを 　何度か描き変えたものです。 　よくあることなのですが、一応完成させて発表はしたものの、 　何か気に入らない。そんなときはもう一度描き足したり、 　部分的に描き変えたりして、また出品します。 　そうでないと元の絵がもったいないですから。 　これでやっと完成した様です。 　最初はF100だったのですが、 　周りを切り取って現在はS60になっています。

	点在する建物、湧き出す泉、 　水の供給源はこの大木です。 　大木が空気中より水蒸気を吸収し、 　泉を作っています。
	ちょっとした工業施設、 　泉を汚さないといいのですが。 　左の壁に描かれているのは、 　ラファエロの天使。
	中央にあるオブジェは、 　人工衛星です。実際はこんなに大きな物では 　ありません。直径３０cmといったところでしょうか。
	樹幹の中には星が満ちていて、 　枝上にキャットウォークが 　張り巡らされています。 　枝や幹の所々から灯りが 　漏れており、中には誰かが 　住んでいる様子。
	今日の月齢は１５。
	樹上の施設。 　樹幹に電線がのびています。