真空管猫のお出かけ






細い月が東の空に姿を現した頃(夜明け前です)、

真空管猫はお出かけします。

どこへ行くかは ひ・ み・ つ・







この猫は町田の繁華街にいるノラなのですが、

最初会ったときそのインパクトの強さに圧倒されました。

もちろん、本物に真空管はついていません。毛玉がついていました。

真空管という物が何なのか若い人はもう知らないようです。

「それは何ですか」と、何人かに聞かれました。

電気の流れを操作するための部品です。

今ではダイオードやトランジスタに取って代わられ、

趣味の工作などの部品として売られているのを見るのみです。

音楽関係者には真空管を使ったアンプの根強いファンもいるようですが。



窓に足形がついているのがおわかりですか。

何かがのぞいていたのか、ハエでも留まっていたのか?






猫は人には見えないものが見えるという言い伝えがあります。

幼少の頃から猫は身近な生き物でした。

不思議な経験も何度かしています。








地図は皇居の一部の物です。

そのことに特に意味はありません。

図形として面白かったので使いました。


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